ナンバーノインチーセブン
気付いたら、改憲の発議が出来る事になったらしい。
うかつな事だが、非常に動転した。ちょっと気持ちの持って行き場がなくなったので、久し振りに詩を書いた。仮に、「ナンバーノインチーセブン」という題にしておく。
また奴等が 血生臭い革袋を携えて行進している
奴等は 見えない敵と戦う積もりなのだ
見えない敵は 居ない敵
ここには そんな居ない敵を探してうろつく集団が幾つもいて
たまたま鉢合わせになったら 相手をその居ない敵と取り違えて
お目出度い戦闘を繰り広げるのだった
平和に暮らす人々を巻き添えにして
分裂 奴等の最終目的は 互いに人を分断させる事
舌足らずに その早くなったり 普通に戻ったりする口調で 人々の耳に囁く
支離滅裂な思想もて 分裂を
最近本当にやりきれない気持ちになる事があるのは、時代のせいか、周りの状況が知らずにそうさせているのか、自分が年を取ったのか、なんなんだろうか。
感受性が良くなったのだ、そう前向きに捉えておこう。